うらめしや~冥土のみやげ展
2015年 07月 28日
はい!暑中お見舞い申し上げます!
・・・ってことでね「谷中全生庵」の伝応挙の幽霊図です
毎年八月の間 公開される圓朝の幽霊画コレクションの目玉ですね
しかし! 今年に限っては 八月の半ばまで
東京芸大の大学美術館で↑ 上記の「冥土のみやげ展」に
貸し出されていますので 全生庵にはありません
展示替えで 16日までは芸大 18日から全生庵に戻ります
今年は 両方に行かないと全部は見れません
じゃあ来年でいいか…と思ったあなた!
「今度と 幽霊は 見たことがない」って 知ってますか?
「今度 メシでも・・・」「あ、じゃあまた今度」って言って
本当にメシに行きましたかね?
それでなくとも 来年まで 何があるかわからないでしょ
明日のわが身は 誰にもわかりません
今年の幽霊は 今年 見ときましょう
それにね 芸大の方には も一つ目玉があるのよ
それは 明治39年(1906)圓朝の七回忌に出された
圓朝追福「七怪奇」絵葉我喜セット(七枚組)
この内 4枚は 焼失 または散逸してしまったもので
今回は 個人所有のものを 借りて展示しています
鏑木清方のものもありますのでね ぜひ見といてください
この圓朝七回忌にも いろいろ怪談がありましてね
この時 三遊派一門だけでも八十名 (その他二百名)が参加したのですが 中でも真打ち連は 僧侶の格好で練り込むという趣向
だったそうです
一番弟子ともいうべき圓橘は 大僧正のいでたちで 家を出る時
「この恰好で 師匠の法事に一門が集まって お経を聞きながら
あの世に行けたら これがホントの大往生だ」
そう言ったそうですが なんたることか ほんとに読経の最中
脳溢血で昏倒 桜木町の病院に搬送されましたが 亡くなってしまったのです
まあ 不思議な事もあるもの・・・・!?
明日は我が身かもしれませんのでね
皆さん 目の玉の黒いうちに ぜひ「幽霊」たちに会いに行ってくださいね
いい 「冥途のみやげ」になりますよ~
・・・ってことでね「谷中全生庵」の伝応挙の幽霊図です
毎年八月の間 公開される圓朝の幽霊画コレクションの目玉ですね
しかし! 今年に限っては 八月の半ばまで
東京芸大の大学美術館で↑ 上記の「冥土のみやげ展」に
貸し出されていますので 全生庵にはありません
展示替えで 16日までは芸大 18日から全生庵に戻ります
今年は 両方に行かないと全部は見れません
じゃあ来年でいいか…と思ったあなた!
「今度と 幽霊は 見たことがない」って 知ってますか?
「今度 メシでも・・・」「あ、じゃあまた今度」って言って
本当にメシに行きましたかね?
それでなくとも 来年まで 何があるかわからないでしょ
明日のわが身は 誰にもわかりません
今年の幽霊は 今年 見ときましょう
それにね 芸大の方には も一つ目玉があるのよ
それは 明治39年(1906)圓朝の七回忌に出された
圓朝追福「七怪奇」絵葉我喜セット(七枚組)
この内 4枚は 焼失 または散逸してしまったもので
今回は 個人所有のものを 借りて展示しています
鏑木清方のものもありますのでね ぜひ見といてください
この圓朝七回忌にも いろいろ怪談がありましてね
この時 三遊派一門だけでも八十名 (その他二百名)が参加したのですが 中でも真打ち連は 僧侶の格好で練り込むという趣向
だったそうです
一番弟子ともいうべき圓橘は 大僧正のいでたちで 家を出る時
「この恰好で 師匠の法事に一門が集まって お経を聞きながら
あの世に行けたら これがホントの大往生だ」
そう言ったそうですが なんたることか ほんとに読経の最中
脳溢血で昏倒 桜木町の病院に搬送されましたが 亡くなってしまったのです
まあ 不思議な事もあるもの・・・・!?
明日は我が身かもしれませんのでね
皆さん 目の玉の黒いうちに ぜひ「幽霊」たちに会いに行ってくださいね
いい 「冥途のみやげ」になりますよ~
# by tukitodoraneko | 2015-07-28 15:06 | 江戸・東京綺譚