人気ブログランキング | 話題のタグを見る

篤姫の幼なじみ

昨日は 又NHKの「篤姫」見ちゃいましたよ
「お由羅騒動」わりと すんなり終わっちゃいましたね
もっと 引っぱるかと思っていたのに案外でした
だから 篤姫の幼馴染の 肝付尚五郎くんのことでも書いてみましょうか
篤姫の幼なじみ_f0122653_1657281.jpgTVでは 瑛太くんがやってますね
篤姫より 一つ年上ですが いっしょに遊んだかどうかは疑問ですねー
←でも こんな立派なお写真が残ってますよ
なぜかというと 彼はやがて 島津藩家老になるからです
そう 幕末の名家老 小松帯刀(たてわき)です
ドラマの中では 頼りなさそうですが 実は切れ者だったんですねー
実際の尚五郎は 斉彬が藩主になると 小姓に取り立てられます
そして 肝付家から 小松家へ婿養子に入ります
しかし出世するのは 斉彬の死後のことです
斉彬は 遺言で 異母弟・久光ではなく その息子・忠義に藩主の座を譲りました
お由羅の方の子に 渡すのはよっぽどいやだったんですね
でも 結局 忠義は幼かったので 実権は久光に譲ったのと同じ
で、この久光ですが 「島津に暗君なし」の言葉どうり
斉彬同様に なかなかの名君
異母兄弟の確執さえなければ この二人は 合い似た考え方を持っていたのに
残念なことです
斉彬のもとで 取り立てられた西郷さんなんかは
久光には 随分きらわれてしまいますね
でも 肝付→小松くんの方は 西郷さんほどの個性がなかったためか
久光のもとで とんとん拍子に出世します
のちに 西郷・大久保・勝海舟・坂本龍馬などが 顔を合わせたのは
京都の 小松邸であったといわれています
そして 日本初のハネムーナー 坂本龍馬がおりょうさんと
宿泊したのも 鹿児島の小松家別邸
彼は 維新の立役者たちを 影で支援し続けたわけです
維新政府でも 重要な地位に着きますが
残念ながら その翌年の明治3年(1870)
35才の若さで 病死してしまいます
 
がんばれ!瑛太! 先は長いぞ! 

by tukitodoraneko | 2008-01-21 17:44 | 江戸のあれこれ

<< 野球選手似と 指揮者の息子 よしながふみ版「大奥」 >>