江戸のホスト業
2007年 10月 29日
江戸の色男の職業について書いて見ましょう今なら芸能人に ホストでしょうか
でも江戸時代の芸能人といったら 歌舞伎役者くらい
これは ほんの一握りの特殊技能者です
「陰間」というのも 年がいくと女性も相手にしましたが
これも女形の副業みたいもんです
あと「相撲」も 芸能人並にもてました(今もですか?)
「一年を十日で暮らすいい男」なんて言われてましたよ
晴天十日の興行だけで 食べていかれたからです
しかし 江戸の町娘があこがれたのは
←なんといっても この人です
普段は鳶職ですが 火事の時は「火消し」になります
とくに「纏持ち」なんていったら 男もあこがれる
花形の職業でした 今ならスポーツ選手かな?
ここまでの 職業は色男だけじゃなく 何かしらの「能力」が必要です
でも 金も力もないのが 色男の常識ですから
そんな 普通の色男たちは 何をやったのかというと
まず 「こはだの鮨売り」というのが ありましたよ
これは 豆絞りの手ぬぐいを吉原かぶりにして 盲縞の腹掛けに
黒襟をかけた唐桟の半纏という 粋な格好で
紅木綿をかけた鮨箱を 担いで売り歩くというもの
この売り声は 「こはだのすう~」と のばして 「し」は言わないのが基本
問屋から卸した鮨を 売るだけの商売なんですが
やたら いい男が多かったといいますよ
「惚れた坊主を 還俗させて こはだの鮨でも売らせたい」
なんて 小唄もあったくらいです
あとは 「花や」もいい男が 多かったとか
女子供が 相手だからですかね
おもしろいのが 「猫のノミ取り」
初期の頃は ホントに ノミをとったそうですよ(?)
猫に水をかけて濡らしておいて 毛皮でくるむと
ノミがみんな 毛皮に移るんだそうですが ほんとかしら?
この時代 猫を抱いてぼんやりしてるのは お妾稼業くらいのもの
だから 妾宅の多い向島あたりを 「猫のノミとろ~」なんて言って 流して歩くわけです
それで 黒板塀の向こうから 「頼もうかねえ・・」なんて
色っぽい声で お呼びがかかったら しめたもの!
猫なんてそっちのけで 粋な年増のお相手をするという
まあ チョンの間の「間男」って 感じですか・・・
家にも猫がいるんだけど すっごい「いい男」のノミ取り こないかな
キムタクとか タッキーみたいの・・・・
お茶飲むくらいなら いいのにな・・・・
by tukitodoraneko | 2007-10-29 14:42 | 江戸のあれこれ

