安濃津の姫武者

この間の三成と西軍の動きは どうだったかな?
8月1日 伏見城を落とした後 どういうわけか三成は
一度 佐和山に帰っていますねー
「関が原決戦」の直前にも みんなに呆れられながら
佐和山の様子を見に行ってます マイホーム・パパ?
ここに付けこまれて むりやり関が原へ進軍しちゃうんです
ちょっと 武将としては「覚悟」が弱かったのかなー
主君も守り 家も守り 自分も死なない って
それは この時代ムリな相談
せめて どれか一つのために命を賭ける「覚悟」がないと
戦には勝てないのかもしれません
西軍本隊は 伏見の勝利の余勢で 伊勢方面へ侵攻します
決戦まえに この辺りの足場を固めておきたかったんですね
この辺りには 安濃津(あのつ)城 伊勢上野城 松坂城があり
城主は 家康の会津征討から 急ぎ戻ってきたものばかり
いわば 西軍の真ん中に「飛んで火に入る夏の虫」だったんです
しかし この虫たち なかなかタフだったんですね
f0122653_12572382.jpg←一番 戦闘が激しかったのは 安濃津城
城主は 富田信高です
ここには 伊勢上野の分部光嘉も加わり
徹底抗戦に立ち上がったのです
とは言っても 兵力1700あまり
対する西軍は 毛利軍や鍋島など
九州・四国の大名も加わり 三万余
城主 信高も槍をふるって突進し
果敢に戦いますが やはり多勢に無勢
もはや これまでか・・・と思ったその時!
 城門が大きく開き 疾風のように飛び出したのは
 花と見まがう 美麗な若武者
 黒糸縅(おどし)に半月の兜 緋縅の具足もりりしく
 単騎 躍り出たと見るや 瞬く間に5,6人を打ち伏せ
 みなが見蕩れて うち見る内に 城主・信高のもとまでたどり着き
 とうとう これを助けて城内に退く・・・・
この若武者こそ城主・信高の妻だったんですよー
この後 信高は剃髪し お約束の高野山に入りますが
この時の奮戦を認められ 関が原の後で加増されています
持つべき者は 強い妻?
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by tukitodoraneko | 2007-08-31 13:27 | 江戸のあれこれ

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