悪女と踊った少年

フェリペ二世への挨拶も済み マドリッドを離れた一行
翌年1585年には イタリア・フィレンツェに到着
ここでも特筆すべき人々に会ってます
f0122653_10193837.jpg当時のフィレンツェを治めるのは トスカーナ大公国
君主はフランチェスコ・メディチ フランチェスコ一世ともいいますね
今見るフィレンツェの町はこの頃にはもう出来上がっていましたよ
ウフィツィ美術館もありました
少年たちが見た光景と ほとんど変わっていないでしょう
この町で一行は 産まれて初めての「舞踏会」に出席します
この時 フランチェスコ一世の奥さんだったのは あの悪名高き「ビアンカ」でした
その美貌でも有名なビアンカは ヴェネチアの裕福な貴族の娘でした
でも その美貌と奔放な性格で 身分違いの恋をして フィレンツェに駆け落ちしてきちゃうんですね
当然 実家ではなんとか連れ帰ろうとするんですが
フィレンツェの大公に保護されます
そしてこの時まだ公太子だったフランチェスコにみそめられちゃいます

f0122653_1040437.jpg フランチェスコにはちゃんとした奥さんがいたにもかかわらず ビアンカはお城に住み 人目もはばからずにイチャイチャしてたそうですよ
そしてこの頃 駆け落ちしてきて子供までいたビアンカの夫は フィレンツェの路上でつまらないけんかがもとで あっけなく そして都合よく死んでくれたんですねー
偶然ですねー まるで誰かに始末されたみたい・・・・
フランチェスコの正妻が死ぬと 数日で二人は結婚
少年たちが会った頃 ビアンカは36、7の女盛りでした
少年たちの一人 伊東マンショはビアンカと踊っていますよ
この時から たったの2年後 フランチェスコとビアンカは
別荘で 急死! マラリアのせいとも言われましたが 毒殺説もありました
そして2007年 発掘調査で 「砒素中毒死」と確定されました
犯人は 分かりません 
愛に生き 奔放に生きた二人に ふさわしい最後だったのかもしれませんね
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by tukitodoraneko | 2007-07-22 11:12 | 江戸のあれこれ

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