ダイバーになろう

f0122653_1275622.jpg大阪に行く前に読んだ本
もう一冊 あげときます
「アースダイバー」シリーズの一冊
大阪アースダイバーです
中沢新一氏は 私たちが切絵図を持って東京を歩くように 「縄文地図」を持って いろんな都市を歩くのですね
土地の表面を歩くのではなく「地層」に潜り込んで 歴史を読み解く
それが「アースダイバー」
しかし そんなアースダイバーでも 「東京と違って 大阪は微妙な問題が多すぎて 無理でしょう」と 主に関西の人々から忠告を受けたそうです
それでも「週刊現代」で 約一年連載され あとがきは「現代思想」に載ったものを 一冊にまとめ3年前に単行本が 出版されました
関東の その中の武蔵だった地域に生まれ育つと 都市としての歴史は 江戸時代からです
東京という都市は 実に若く 短期間で成長した都会なのですね
それなのに現在の都心部には 何世代にもわたって
同じ土地に住み続けているという人が ほとんど残っていません
その点 大阪には 東京に初めからなかったもの
あったけど とっくに無くなってしまったものが 今も存続しています
それが「微妙な問題」なのですね
昨日 紹介した「飛田」も 単なる色町の歴史ではなく 
被差別問題として読むと 東京から一歩も出た事のない私は
はっ!と させられることが 多々ありました
本当は避けてはいけない部分を「微妙な問題」として避け続けたことで
日本の歴史認識は 他国から非難を受けるようになったのではないかしら?
だから よかったら 読んでみてね
「差別」の対極にあるのは いつの時代も「知識」だと 私は思うから 
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by tukitodoraneko | 2015-04-29 13:30 | 本の話

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