江戸の食文化 米の産地

今年のテキスト「江戸の食文化」つらつら眺めますと 範囲が広く そして浅い・・・!
こりゃあ大変ですね~ 出てない部分多すぎて 調べるのも大変
でも 先日 文京学院の時 「あと1点足りなくて 準1級でした」という声を聞きました
私は あなたの「あと1点」になりたい!
だから 今日は「お米の産地」
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↑ 小さな文庫版のものをスキャンしました 読めるかな?
相撲番付の形をとって 東西に分かれてますが 場所には関係ありません
豊作をうたって 取れ高が何升と書いてありますが 要するに名産地です
上位はほとんど 播磨(播州) 伊勢(勢州) 三河(三州)なのがわかるでしょうか
ついで 武蔵(武州)ですね お蔵米というのは この場合 幕領でとれる米のことです
おもしろいことに 江戸近辺では 六郷 神奈川 葛西
そして (おし・現 埼玉県行田市)の蔵米も いいお米だったとわかります
現在は 米どころと言えば 秋田・新潟の東北地方を思い浮かべますが
この番付では 前頭二十枚目に長岡 二十二枚目に越後村上がやっと出てきます
稲は もともと南方から伝わった熱帯性の植物で 温暖な気候を好んだのですね
今でこそ 北海道でもお米とれますが それも明治以降からです
江戸時代には 南西の気候温暖な地域が米どころだったんですねー
播磨など いいお酒のできるところは いいお米もとれます
そして当時のブランド米は どうやら美濃米であったようです
 「(暮らし向きのいい人は)美濃米を飯に炊いて 鰻茶漬
  初鰹に 剣菱の酒を飲み 練り羊羹でも食べながら 山吹の茶を呑んで
  国分の煙草を くゆらしている」

これは 国学者・平田篤胤の書いた「伊吹於呂志」(いぶきおろし)の中の文句
この番付では 真ん中 最下段 差添・美濃出大俵と 載っています

江戸時代 米の産地は 温暖な南西諸藩 ブランド米は美濃

これ出るといいな・・・ 
そして あなたの「あと1点」になれるといいな・・・!
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by tukitodoraneko | 2014-06-14 18:52 | 江戸の食文化

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