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もみの木は残ってた!

もみの木は残ってた!_f0122653_16235259.jpg次の日曜のツアー準備で あたふたしてます
さっき出席確認の電話したら Kさんが「ボクは
もみの木が見たいっ!」とおっしゃいました
え!?モミノキですか? 
ケヤキでもイチョウでもなく・・・?
「だって モミノキは残ってないんだよっ」
はいい~ さがします~
← これでしょうか?
そういえば大國魂神社には七不思議があって
その内の一つは「常にしずくが垂れるモミノキ」でした! 昔はもっと大木もあったそうです
これも「府中名木百選」に入っているんですよ
府中市は 都心と違い 一ついい点があるんです
それは位置が変わってない・・・と いうこと
もちろん時勢につれ 縮小化されてはいますが
今残っている寺社や 名主さんの家は 江戸時代と
変わらないところにあるんですね
もみの木は残ってた!_f0122653_16344429.jpg大銀杏の横なんで スルーされてしまう「ムクノキ」も 何気に都内一の大きさです 
見て! この根っこ! →
土地が変わらないということは 樹木も
ずっと生育できるってことなんですねー
今回 地元を歩き回って 最初に気付いたのは 初めて行く神社の場合 「高い木」をさがす、ということでした
大体の方向で 高い木や林を目当てに歩けば ちゃーんとそこに神様がいらっしゃるのです
もみの木は残ってた!_f0122653_16421422.jpg← 見て! この大けやきなんか もはや目印というより 御本体のよう・・・
天保から 三度の火災にあいながら 毎回芽吹いた不屈の精神ですな
これ 地元・番場の名主 矢島家のお稲荷さんに
あります
Kさんの好きな「モミノキ」は 安養寺にもありますよ
あ~ よかった! 見つかって・・・・
他の皆さんも 見たいものがあったら どうぞ今の内に言ってね
当日 ぶっつけで 私をしどろもどろにさせないでね

樹木系なら いくらでも大丈夫よ
だって 府中市は 私と同じで「気(木)が多い」の!

by tukitodoraneko | 2013-07-02 16:54 | 武蔵国府 郷土史

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