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八重の桜 いつもとちがう二人

八重の桜 いつもとちがう二人_f0122653_14411317.jpgこんなにしょっちゅう出てくるキャラとは思わなかったので 
書かなかった黒河内伝五郎
八重の長刀の先生です
演じるのがいつも悪役の六平直政さんなので
なんだか悪党づらに見えちゃいますが
実は 質実剛健 武道の達人
晩年 覚馬と同様 失明してしまうのですが
会津戦争では 傷ついて帰った次男を介錯し
自らも「足手まといになるから」と 自刃して果てました
最後まで 武人であったのですね
お墓は 七日町の阿弥陀寺で
斉藤一こと藤田家の墓のすぐそばにあります
八重の桜 いつもとちがう二人_f0122653_1450478.jpgもう一人 慎吾ちゃん演じる萱野権兵衛(ごんのひょうえ)
この人も いつもの「警視庁24時」や「高校野球」のモノマネとはほど遠く 文武にたけ 容姿端麗 
よい人柄の方だったようです
会津開城後 田中土佐や神保内蔵助の両家老は
自刃していましたので
一人残った萱野は 戦争責任を一身にかぶり 
久留米藩邸へ幽閉され
翌年の明治2年 5月に切腹を申し付けられました
容保や照姫からの最後の手紙を読み 泰然自若
見事な最後だったそうです
江戸で亡くなりましたので 白金・興禅寺に葬られましたが
夫婦の墓は 会津 天寧寺にもあります
いつもと一味ちがう お二人ですね

by tukitodoraneko | 2013-05-16 15:03 | 大河ドラマ

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