コクーン歌舞伎 「天日坊」

f0122653_1039165.jpg← 昨日は またガールフレンドとこれです
コクーン歌舞伎は ほとんど行ってますが
今回は 大きな変わり目ですねー
勘三郎さんが 主演であった時は まだ歌舞伎色が
強かったのですが 息子・勘九郎さんが主演の今回は 
ほとんど「現代劇」になっています
伝統的な歌舞伎を好む方は もうコクーンには来ないかな と思いましたね
あ、でも演劇としては 飽きず ダレず 楽しく見れますよ
クドカン脚本 串田演出 ハズレはないのでしょう
初めて椅子席ではなく 平土間をとってみましたが
思いの外 座りよくて 腰痛も心配なし
ただし 花道がないので 通路を役者が走り
私の真後ろの観客席の間で 勘九郎さんが
セリフを喋っている間は 私までライトを浴びて まるで 初舞台の感じ・・・!
観客まきこまれ方の演出は なかなか楽しい経験でした
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さて 今回の「天日坊」 原作は 39才の河竹黙阿弥(当時は 新七)の作で
「吾妻下五十三驛(あづまくだりごじゅうさんつぎ)」 安政元年(1854)8月に 河原崎座で初演
慶応三年以来 145年ぶりの上演だそうです
当時の主演は 43才の四代目市川小団次
この作者・主演のコンビは「十六夜清心」「御所五郎蔵」「三人吉三」など
今も人気の名作を残したゴールデン・コンビ
白波ものが多いので 「白波作者」「泥棒役者」なんて 言われたそうですよ
四代目小団次は 小芝居上がりで 悪声の小男だったそうですが
どんな役も器用にこなし 写実芸を追及し 「似顔は豊国 役者は小団次・・」と
唄に歌われるようにまでなりました
原作は とにかく黙阿弥調で ごたごたと話が錯綜し
二日がかりで上演するほど 長かったそうです
今回 コクーンでは メインストーリーだけを 3時間で見せました
ま、 腰痛持ちの二人には それぐらいが限度だったかな!
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by tukitodoraneko | 2012-07-05 11:27 | 歌舞伎

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