日野宿本陣

f0122653_9261844.jpgでは最初に 日野の中心ともいうべき
本陣を紹介しておきましょう
と、言っても本来は「脇本陣」でした
現在は都の指定史跡になっていますが こちらも「脇本陣跡」として指定されています
それでも都内では現存する唯一の本陣建築なんですよ
江戸時代には 建坪112坪 
西隣の本陣が117坪ということですから 規模はほとんど同じ
f0122653_938284.jpg甲州道中の本陣の中では 最大規模
だったんですね
文化6年(1809)には 玉川普請掛りとして 大田南畝(蜀山人)も 二度宿泊し 当主・彦右衛門から 蕎麦の接待を受け その味を絶賛し 狂歌を残しています
 たけのこの そのたけのこのたけの子の
     子の子の末も しげるめでたさ

明治天皇は 行幸の際 この狂歌を読んで
大笑いしたと 言われています
最初の建物は 幕末の嘉永2年(1849)
f0122653_10191529.jpg正月の火事で全焼し 佐藤彦五郎が 再築したものです
この彦五郎は 江戸最後の年
慶応4年(1686)徳川家から苗字を許され 本陣の「上佐藤」と家格が逆転し この脇本陣も「本陣」をなのることになったようです
皆さんの中には ここが「蕎麦処」として
営業していた時 いらしたことがある方
いらっしゃるのではないでしょうか?
f0122653_10281371.jpg昭和になって隣家の宮崎家が買い取り 55年(1980)から蕎麦屋を開業していたのですね
店舗との併用では 維持が困難ということで
今は 日野市役所の近くで 営業しています
そして平成17年(2005)から 「日野宿本陣」は 一般公開されるようになったのですね
店の名は変わらず「日野館(ひのやかた)」です
味は変わりませんので 本陣を見たら どうぞ
こちらにも 寄ってみてくださいね
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by tukitodoraneko | 2012-06-19 10:37 | 江戸あるき

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