平清盛 第16回「さらば父上」

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さて 中井貴一さんのパパ・忠盛 亡くなってしまいますねー
「平家物語」では 初巻の三段目「鱸(すずき)」に
 忠盛は 行部卿(司法長官)となり 仁平(にんぴょう)三年(1153)
 58才で死に 長男・清盛 36才が家を継ぐ

と 書かれているだけです
当時の日記などによると この年の正月 13日に行部卿を辞任
15日に亡くなっていますので 急死ではなく 恐らく以前からの病のためでしょう
家盛の死から 4年近くたち その他の弟たちも 忠度をのぞいて
全員 二十歳を過ぎていましたが 清盛の家督相続は 決まっていたようです
ここに何らかの反対があったという史料はありません
あのにくったらしい藤原頼長さえ 忠盛のことは
 「数国の国司となり 巨万の富を持ち その家人は国に満ち 武力は並ぶものもない
  人格もすぐれ 驕り高ぶることもなく 誰もがその死を惜しんだ」
と 書き残しています
結局 平氏隆盛の基盤を築いたのは このパパ忠盛の才能と人格のおかげだったのでしょう
そして 清盛が跡を継ぐと 次々に事件が起こり始めます
藤原家の内紛は激化し 源氏内部での対立も起こります
先週の大河 最後の部分で 為義が兵を率いて出て行く場面がありましたが
あれは 藤原忠通の屋敷を襲い 藤原家の「氏の長者」のシンボルを
奪いに行ったのですね
忠実・頼長親子の言いつけに従ったばかりに 息子・義朝とは益々 離反してしまいます 
しかし何よりも まだ年若い近衛天皇の体調が この頃から急に悪化して
譲位したいと 言い出すのですね
この辺りから 朝廷内の力関係のバランスがくずれ
やがて 保元の乱に発展してゆきます
清盛の活躍は まだまだこれからですね

 

by tukitodoraneko | 2012-04-21 12:00 | 大河ドラマ

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