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江~姫たちの戦国 第24回「利休切腹」

江~姫たちの戦国 第24回「利休切腹」_f0122653_100214.jpgタイトルからするとすでに明日は利休切腹ですねー
これは 天正19年(1591)2月28日のことですから
この年秀吉は 頼りになる右腕・弟の秀長を 病気で失っていました
それが1月22日のこと その翌月 閏1月3日には 愛児・鶴松が淀城で病気になります
この年は 初めて秀吉の厄年になったようですね
鶴松は 生まれた時から虚弱で 口中の病があったといわれています
この目に入れても痛くない我が子のために 秀吉は寺社に祈祷を命じ
自らも 紫野大徳寺へ参詣しています
この時 門前で 新しい山門の上に 等身大の利休像を見つけるのですね
 「にっくき坊主どものふるまいかな! 下郎の身ながら ぞうりの下を
  くぐらさんとは 不遜のきわみ その罪は必ず死をまぬがれず!」
絵本太閤記では 秀吉は激怒して 帰ったと書いてあります
利休の死の真相は 諸説あり どれが真実とも 今となっては断定できませんが
ま、この大徳寺事件が 引き金であることは 間違いないのでしょう
亡くなった秀長と利休が親しく これと石田三成派との対立・・・とか
いろいろあるんですけどね
他にも 茶道の好みの違い 茶器に関して暴利をむさぼった などと言われていますが
すでに70才になる茶道頭に 切腹を命じるほどの理由になるとは思えないけどなぁ・・・
とにかくこの年 秀吉は 弟・秀長 そして長年の茶の友・利休
そして8月には かけがえのない愛児・鶴丸を 相次いで失うことになったのでした
今でも お茶の世界では 「利休忌」という日があります
私は 表だったので 新暦の3月27日に 裏千家では28日に行います
利休好みのお道具を使ったり 利休の好きだったという菜の花を生けたりするんですね
ちょっと思ったんですが 茶道の方々は やっぱり秀吉嫌いなのかしら?
ちょっと 聞いてみたいですね

ところで「利休にたずねよ」 お読みになりましたか?
私は 新刊小説にまで手が回らないので いまだ読んでません
お読みになった方 モテモテの色男・利休の感想
聞かせてくださいねー 切腹の理由もねー

by tukitodoraneko | 2011-06-25 10:52 | 大河ドラマ

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