本棚のラビリンス
2011年 06月 23日

どうも 帰りがけに読んでしまうと 忘れがちですね
← おなじみ 三谷一馬さんの資料画集です
厚い豪華本は 手が届きませんが
文庫版で せっせと集めています
ときどきブログでも使わせていただきます
江戸検を受けよう!と決めたとき とにかく絵で見るのが一番わかりやすいと思って このシリーズ 集めはじめました
三谷さんは 明治45年生まれで東京美術学校の日本画科を卒業
黄表紙・浮世絵はじめ 膨大な江戸の絵画資料を渉猟して
復元してくださっています

文字どおり 「掘り出して」きました・・・700円
江戸博の売店では まだ売っていると思いますが
最近 本屋・古本屋でも 見かけなくなっています
古本市で 豪華単行本を見かけるくらいですね
一度買ったら 手放すことはない種類の本ですので
ますます出にくくなるでしょう
ぜひ 見かけたらゲットしといてください
着物の柄や 道具類 髪型などが忠実に再現され
江戸時代の図版も 分かりやすく採録されています
時代劇を書く人は みんなこれ読んでるだろうな
と 思いますよ

そのうえ 本棚の列に囲まれて あっというまに迷子状態
この棚はもう見た気がするけど でもあっちはまだかな
まるで 家に飛び込んだ野鳥みたいに ウロウロばたばた
会計の前を通るたび うろんな目で見られてる気がしましたよ
10回くらい くるくる回ってましたからね
でも やめられない 古本あさり・・・
あの本棚の作る迷宮こそ 世界で唯一 迷い続けていたい
ラビリンスだもの・・・!
そして私は 古本の国のアリスだもの!
by tukitodoraneko | 2011-06-23 10:30 | 本の話