風の強い日を選んで走ってきた

今日のお江戸は ありえないくらい風が強いです
春一番でしょうか? スーちゃんのお別れの風かな?
ちょっと外に出たら 愛車(自転車ね)Funny Bunny号もろとも 吹き飛ばされそうでした
f0122653_1258517.gif江戸時代の町奉行所には 風烈廻りというお役目がありました
与力2名 同心4名で 交代で昼夜 見回りをします
こんな風の強い日は 昼夜 火事と不審者の取り締まりに回るのですね
この「不審者」というのは 放火犯が主です
江戸の火事の多さは 直火を使い 木や紙の家が密集していたというばかりではなく 「放火」によるものも多かったのです
各地の不満分子が集まる町でもあったせいでしょう
f0122653_135284.jpgご存知 長谷川平蔵も「火盗改」 つまり放火犯と
盗賊を対象としたお役目です
それほど 江戸の町は 火事が多く 恐れられたんですねー
当時 風がこのように強いと 長屋などでは 煮炊きをひかえ 暗くなっても火をつけず 冬でもこたつなどは 出さなかったそうです
老人や病人のいる家では 商売を休み 家にいて 
火事に備えたといいますよ
もちろん 風呂屋も営業停止
大店では 人気のない夜に出火することを用心して
こんな日は 寝る前に握り飯を たくさんこしらえたそうです
翌朝 何事も無かった場合は これを奉公人や家族の朝ごはんにします
かしこいですねー
その上 老人は市街地を離れた場所で隠居させますが
女・子供も 火事の多い冬場は川向こうの別宅などに置いておきました
享保の人別改め・・・これは大岡越前の時ですが
4月から6月にかけて この別宅組の帰宅で 
江戸の人口は 1万人増えたという記録が残っています
このように 当時の火事対策はとにかく 「消すより 逃げる」
これは ほとんどの庶民が店借りで 焼けた家は 土地の持ち主が
建て直すのが当たり前だったせいもあります
家財道具などを持ち出すと それで通りがいっぱいになり
逃げ道をふさいだり しまいにはこの家財道具に火がついて
大惨事ということにも なりました
避難する時は 両手を開けておくこと・・・これが今でも鉄則です
江戸の人に習って 風呂敷包みならぬリュックサックに
懐中電灯・ラジオ・履物・常用薬などをつめて 枕元に置くのがいいかもしれませんね
f0122653_13305748.jpg今日のブログタイトルは The Pillousの「Funny Bunny」という曲の歌詞です
  
  キミの夢が叶うのは 誰かのおかげじゃないぜ
  
  風が強い日を選んで 走ってきた


大好きなマンガ 「スケットダンス」にも出てきます →

しばらくは こんな気持ちで 乗り切らないと・・・
と 思っています  
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by tukitodoraneko | 2011-04-27 13:39 | 江戸のあれこれ

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