巣鴨 植木の里ツアー

ブログ「気ままに江戸」の獏さんが 巣鴨に連れてってくれました
こんな時ですから 資料代は義捐金に寄付して とことこ歩くツアーです
巣鴨は地蔵通り商店街ばかりが おばあちゃんの原宿として有名ですが
実は 江戸の庭園を仕切った植木屋さんたちの集まった土地でもあるんですね
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嘉永の切絵図 の真性寺の右上辺りが 現在のJR巣鴨駅です
この上を水平に走るのが中仙道
右上松平時之助と書いてある所が 大和郡山藩 柳沢家の下屋敷 
つまり六義園のあるところです
そしての建部内匠守(播州・林田藩)の下屋敷が現在の染井霊園
細長に広いところが 藤堂家 あの高虎の津藩の下屋敷ですね
f0122653_14491512.jpgこの藤堂家に出入りして 庭の手入れをする内に 
本職の植木屋になったのが伊藤伊兵衛です
江戸の園芸カタログ「地錦抄(じきんしょう)」を 書いたのも
この人 ← 今でも 東洋文庫で読めます
やがて 江戸一の種苗商となり 代々 伊兵衛の名を
受け継ぎました
4代目の伊兵衛は 八代将軍吉宗に目をかけられ 江戸城にも出入りし 御用植木師になっています
「増補地錦抄」はこの4代目の作 どちらも花の絵入りで
楽しいものです
今回のツアーは 巣鴨駅そばで 文久から続く和菓子屋さんの 和菓子の型絵帳を見せていただくつもりで 行きましたが
最初は 江戸検内の「和菓子部」がほんの数人で行くはずだったのが そこは 江戸検1級会 なんだか数日の内に わらわらと集まって 
みんな得意分野の説明を受け持ち 結局は定例会のような
寺と 墓地めぐりも加えた にぎやかなものになりました
また少しずつ ご案内していきましょう
そめいよしのの生まれた地・染井でも 桜はまだ三分ほどしか咲いていませんでしたが
震災以来 硬くなってしぼんでいた心が 少しほっこりと温まりました
早く 東北に届け!と 思いましたよ
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by tukitodoraneko | 2011-04-04 15:15 | 江戸のあれこれ

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