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烏山寺町ツアー

烏山寺町ツアー_f0122653_9425438.jpg先日18日の日曜日 恒例の「1級会ツアー」がありました
今回は 一期の村上さんがガイド役で 
「烏山寺町ツアー」です
当日は 珍しく陽も射して 快適な散歩日和となりました
私は京王線の沿線なので 以前から知っていましたが
この辺り 「千歳烏山」駅の北部には 都内から
移ってきた寺がいくつも集まった寺町があるのです

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↑ 真ん中に 寺町通りというのが南北に走り 南から「寺町一番」~五番までの
バス停が あります
一番 妙高寺の前で降り 北へと歩いていけば ほとんどのお寺が見れるというわけです
いろんな宗派を含め 現在も26ヶ寺が あるそうですよ
この辺りのお寺は 大正12年(1923)の関東大震災で 壊滅的打撃をうけた下町から
震災復興区画整理で こちらへ移ってきたものが多いようです
もとは 浅草 湯島 新宿と 様々です
烏山寺町ツアー_f0122653_10265864.jpg有名どころの墓では専光寺(浄土宗)の喜多川歌麿の墓
妙善寺(浄土真宗)の為永春水の墓 春水は天保の改革で罰せられた人情本の作者
あの「春色梅暦」の作者ですね
そして 江戸好きご用達の「江戸名所図会」「東都歳時記」の挿絵を描いた長谷川雪旦の墓が 幸龍寺(日蓮宗)にあります
ここには 「嬉遊笑覧(きゆうしょうらん)」という江戸の風俗辞典様のものを書いた喜多村信節のお墓もあります
どちらにも お世話になっていますね
他にも新しいところでは 円生師匠の墓もありますし 
山形藩主となってからの水野家の墓 あの忠邦の子孫ですね
津軽藩主の墓 (これは何故ここにあるのかわからないそうです)
などなど ここに書ききれないほどあるんですよ
墓だけでなく 寺自体の由緒がおもしろいものもあります
浄土宗 称住院の門前にはなんと「蕎麦禁制」の碑が立っています
これは昔 子院の「道光庵」が蕎麦うちであまりにも有名となったため
修行の妨げになると これを禁じたからですねー
今でも 蕎麦屋に「〇〇庵」という店名が多いのは このためです
烏山寺町ツアー_f0122653_10572429.jpgまた妙寿寺の庫裡は 旧 蓮池鍋島家の邸宅だったそうで 実に風雅な木造二階建てで 世田谷区の指定文化財になっています →
下から見ると 三階に見えるほど屋根部分が高く 当日は二階のガラス窓(もちろんサッシではない!)を 掃除している方がいて もちろん慣れていらっしゃるのでしょうが ヒヤヒヤものでした
あの一面のガラス戸を掃除するのは どれだけ大変か 同じ(たぶん)専業主婦としては 胃が痛くなる光景です
まだまだ 見所はたくさんあったツアーですが 村上御大の流れるような名ガイドで あっという間に終わってしまいました
ガイドの良し悪しで ツアーの価値って決まってしまうのね・・・と 気楽にガイドを引き受ける自分に反省
もっと修行を積んでから 再チャレンジしようと心に決めた有意義なツアーでした
このあと やはり 指定文化財のようなお宅で 腰が抜けそうな逸品に囲まれたお茶会を体験させてくださった村上さんですが 盗賊団に狙われる危険性もあるので 詳しいことは書きません
しかし 当日のお宝だけで 「なんでも鑑定団」が10回くらいできそうなのは確実・・・!
でも 一番のお宝は お若い奥様と 姉妹のようにそっくりな和風美人のお嬢様でしたけどね

by tukitodoraneko | 2010-04-21 11:26 | 東京

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