東海道名所図会 届く

f0122653_143871.jpg今さっき この本が届いたので やっと「五十三次」が書き出せそうです
やはり 詳しさからいったらトップ3には 入るでしょうし なんと言っても江戸時代に 当時の人々向けに書かれたものです
現代の「下町歩き」本と 「江戸名所図会」との差と同じで 両方読むと面白いと思います
できるだけ 「ここポイントねー」と思うところは詳しく あとは面白いところだけ拾って進んでいきましょう
この間 にしがはら書店で400円で買った「江戸の旅」も非常におもしろかったです
もし古本屋で見かけたら 読んでみてください
まずこの本自体のことから書いておきましょう
えー まず著者は秋里籬島(あきさと りとう)
この人は 1780年にまず「都名所図会」という 京都のガイド本を書いています
この本の大成功が 神田雉町の名主・斉藤月岑に「江戸名所図会」を書かせたんですね
そしてこの「東海道・・」は 1797年(寛政9)に 書かれたもので
当時の 「東海道もの」が 必ず江戸・日本橋から始まるのに対し
この本は 反対に京の三条橋から 江戸に向かって進んできます
これには 神武東征以来 都といえば京 という籬島本人の歴史観が
影響しています
ですから この本も 一ページ目は 「草薙の剣」
そして 「平城京」のことから始まっています
この当時の「名所図会」は それぞれの地域の神社仏閣・名所旧跡・絶景などを
有名な和歌や俳句・漢文を添えて 詳細な絵をもって紹介するもので
こういう形式のガイドブックの先駆けを作ったともいえます
この本以降も 「伊勢参宮名所図会」 「近江名所図会」など
絵師はいろいろですが 何冊ものガイドブックを出していますよ
詳細に渡る挿絵は いろいろな後続の本の参考にされ
たとえば 「東海道中膝栗毛」の大井川の挿絵は この本のと同じですし
また広重は この本の「目川」の挿絵を ほとんど模倣して
「石部」の宿の絵にしている など 様々な話題を提供してくれます
これらは 一宿ごとに説明していく時に また書いてみましょう
私たちは やはり 江戸日本橋から 五十三次の旅を始めたいので
この本を 逆行することになってしまいますが 仕方ないですね
来週 頭から おいおい始めていきましょう

 
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by tukitodoraneko | 2009-02-07 15:56 | 東海道五十三次

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