江戸の勧進相撲 10月

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 「天明八江戸大相撲生写之図屏風」の半分です
両国橋を渡って 回向院に向かう力士たち
裸以外の力士の絵って 珍しいですね
江戸では 年に二回の勧進相撲 
「東都歳事記」では 三月と十月の項に 書いてあります
三月の方が 詳しいですね
「絵本江戸風俗往来」では 十月の項が詳しいので
これを ちょっと引いておきましょう

「勧進相撲は たいてい当月(十月)下旬よりはじまる。
春秋二回の出世相撲の本場所は 向両国 回向院境内を定場とし
小屋を構え 高矢倉を組み立て 相撲興行中は矢倉の上にて
毎朝 東雲(しののめ)告ぐるや 太鼓を打ち鳴らす。
その響き勇ましく 時刻来れるを待ち かの大諸侯お抱えの力士
絹布の衣装 重ねて 金銀造りの脇差を帯して 弟子力士 化粧廻し
入れたる葛篭(つづら)担いて 供に従いし幕内 幕下の力士
本所回向院最寄りの住居なるより出場の様 勇ましくして 美々しきを
見る人 天下の力士と羨まぬはなかりしなり。
かの劇場(しばい)に俳優(やくしゃ)の楽屋入りとて 早天より打ち鳴らす
太鼓と共に出場すると同じことなりしも 力士は寺社奉行の配下にして
町奉行の支配にあらず。
小屋ものと呼ばるる俳優とは 雲泥の相違にして その品位 自ら
別物なりける。」

ふ~ん・・・格が違うってことなんですね
あと 春・秋と書いてあるものと 春・冬の二回興業と書いてある場合もありますね
これ 雨で延びることが多かったので だんだんずれていき
「寒の内」に興行することとなれり・・・と いうことらしいです

f0122653_13511795.jpgそれともう一つ ← この人 雷電為右衛門
関すること
みなさん 江戸の相撲取りといったらこの人!って
思うじゃないですかー
強すぎて 相手にけがをさせるからと
三つの技を禁止されましたよね
張り手・鉄砲・かんぬき
三つ!じゃないですかー 
四択の問題で「禁じられていなかったものは?」
というのが 出るかもという気配がぷんぷんでは
ないですかー!
そこで 出題者は考えるわけですよ
たぶんみんな出ると思ってるだろうなー・・・
やめた方がいいかな それともサービス問題として
素直に出した方が ウケルかな・・・
まあ 五分五分ではありますが
張り手・鉄砲・かんぬき
覚えといて 損は無いかと・・・
もしこれで本当に出たら きっと出題者は「ウケたい!」という誘惑に勝てなかったのでしょう 
心の中で「わっはっは!」と笑って うっちゃりましょう(試験中だからお静かに!)
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by tukitodoraneko | 2015-10-03 14:13 | 祭と歳事 | Comments(0)

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