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by tukitodoraneko
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祇園会 天王祭 御霊会

f0122653_15502032.jpgさて 7月に入った!
祇園会の時期ですねー
すでに京都・八坂神社では「吉符入(きっぷいり)」と呼ばれる準備が 一日から始まっています
山鉾の順番を決めるくじで その名などを書いた紙を「切符」と呼び 切→吉と書き換えたものなんでしょうね
こうして 様々な手順を踏んで 前祭宵山から山鉾巡行 神輿巡行 後祭宵山 後祭山鉾 神輿還行と進み 31日の疫神社の夏越祭まで延々一月 いろんな催しが続きます
ご存知の通り 陰暦では6月の祭
高温多湿の日本の夏 どうぞ疫病が流行りませんように・・・と 行われた祭りです
前にも書きましたが 八坂神社は 祇園社・・・牛頭天王を祀った社です
神仏習合でスサノオといっしょになり 明治の神仏分離で 
牛頭天王 フェイドアウトしちゃいましたね
でも元々は「祇園精舎の守護者・牛頭天王」がメインだったのです
今も 各地で行われている「天王祭」
わざわざ「牛頭」をつけないだけで これも同じ趣旨の祭りです
どちらも 平安初期に大流行した「御霊会(ごりょうえ)」の流れをくみますよ
「御霊」というのは イコール怨霊です
貴族文化花開いた平安朝は 怨霊の世紀でもありましたね
皇統を争ったり また藤原氏の邪魔になる皇子やその母を除外するため
冤罪で流刑にしたり 殺したり・・・
この辺りは 血塗られた歴史でもあります
無残にも殺されたこの人たちの怨霊が 災害や疫病を起こすのだ
という考えが 身に覚えがある人々の心に浮かんだんでしょう
有名な「貞観の御霊会」これは 御所の庭・神泉苑で
863年 朝廷が主催して行った祭で 祟道天皇など六座の御霊を 慰めるため
読経だけでなく 歌舞音曲 相撲 騎射 様々な遊技を行い
一般に 公開されました
もちろん おびただしい群衆が集まりましたとも!
「三代実録」によると このような祭りは 畿内から始まり
全国へ 伝播していったもので 毎年5月から8月の夏の間
特に疫病が流行った年には 盛んに行われていて
民間主催のものは 年々派手になっていったようです
貞観の御霊会の2年後には「御霊会にかこつけ 群集して走馬・騎射してはいけない」
という禁令まで出ていますから たぶん大流行したんだと思います

今に続く 祇園会 天王祭については また明日

 
  
 
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by tukitodoraneko | 2015-07-03 17:21 | 祭と歳事