曲水の宴と流し雛

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まあ!なんと雅な・・・
映画の1シーンのようですが 大宰府天満宮の「曲水の宴」です
以前のブログにも書きましたが 雛祭りの原型は 中国から伝わった
禊(みそぎ)の風習です
これも水辺で 上流から盃を流し それが自分の前に流れてくる間に
一首 歌を詠むという 実に風雅な宴
大宰府では 天徳2(958)年に始まり 中世以降断絶していましたが
昭和37年から 再行しています
今年も 3月3日に行われましたよ
f0122653_16305564.jpgもう一つ「流し雛」もありますね 下鴨神社では 御手洗(みたらし)川に流します
f0122653_1635481.jpg奈良・五條市南阿田では 振り袖姿のかわいい姫たちが 流してますね
みんな しあわせな女性に育ちますように!
そして幸せな家庭を作って 日本の少子化に歯止めをかけてくださいね
あ、これもセクハラ?
じゃあ今日はこの辺で!
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by tukitodoraneko | 2015-03-07 16:42 | 祭と歳事 | Comments(2)

Commented by 忍び駒 at 2015-03-08 07:03 x
月猫さんのお得意の『古事記』、『日本書紀』ですね。
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)は、亡くなった妻の伊弉冉尊(いざなみのみこと)に逢いたい気持ちを捨てきれずに、黄泉国(よみのくに)まで逢いに行きます。
伊弉諾尊が黄泉国から戻ったとき、黄泉国の穢れを落とすために「筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原」というところで禊(みそぎ)を行なうと、
沢山の神様が生まれました。天照大神(あまてらすおおみかみ)や素戔嗚尊(すさのおのみこと)もこのとき生まれた神様ですよね。

禊をして身についた穢れを落とせば、新たな発展につながるという考え方です。
神社の「祝詞」(のりと)も、旅の無事を祈って奉げる「幣」(ぬさ)も、みなこの禊の思想から出来ています。
雛祭は中国伝来の行事ですが、自分の穢れをお雛様に着けて流すというのは、どうも日本の思想のように思います。

奈良県五條市の「流し雛」のことをよくご存じですね。写真にあるように色紙と大豆で男女一対のお雛様を作り、竹の皮の舟に乗せ、一文銭を添えて吉野川に流します。
女の子たちは「私の罪穢れを流してください。」と唱えます。舟が紀ノ川を流れ、最後に淡島神社に流れ着くことを祈るのです。
淡島神社は、針仕事、安産、子育てなどの女性の幸福にご利益のある神社で、江戸にも沢山あります。
旧暦の3月3日に近い、4月の第1日曜日に行われる行事ですよね。
Commented by tukitodoraneko at 2015-03-08 14:13
忍び駒さま
コメント欄とメ―リス、両方でお世話になります
記紀は読み物として大好きですが 得意なんてぜーんぜん!
日本書紀には「曲水の宴」出てきますよね^^
五條市の流し雛は ネットニュースで見て「かわいい!」と
思ったのですが、淡島さまに向けて流すとは知りませんでした
日本全国 どこでもよく知っていらっしゃるのですね!
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