だだおし 長谷寺

f0122653_1805330.jpg昨日2月14日 長谷寺(はせでら)で行われた
←「だだおし」書いておきましょう
以下 HPより
「だだおし」とは鬼祓いの儀式です。
長谷寺では2月8日より一週間 修二会(しゅにえ)という人々の安穏を願う行事を行っていますが、その最終日の法要の最中、突如として赤・青・緑の三匹の鬼が現れ、お堂の中を暴れまわります。人々を威嚇し、金棒を振り回して大声をあげる鬼たちは、やがて牛玉札(ごおうふだ)という功徳のある札を手にした僧侶衆によって
堂外に追われ、今度は長さ4メートルの大たいまつを
手に、おのおの本堂の周りを練り歩きます。
鬼たちがすれ違う際、たいまつ同士がぶつかることによって激しく火の粉が飛び散り、参拝客からはどよめきと歓声が上がります。やがて鬼はたいまつを捨てて
いずこともなく去り、人々はご利益が得られるというたいまつの燃え残りを拾います。
だだおしは、参拝客に福を呼ぶ行事であると同時に、長谷寺に春を迎える大切な儀式でも
あるのです

「だだおし」の語源は諸説あり
「だだ」とは、閻魔大王(えんまだいおう)の持ち物で、生前の行為を審判し
懲罰を加える杖のことであるとする説や、
疫病神を駆逐する「儺押し(だおし)」から来たとする説や、
「閻浮檀金宝印(えんぶだごんほういん)」あるいは「檀拏印(だんだいん)」を
人々の額に押す「檀拏押し」から来たという説、
「だだだ・・・」と鬼を追い出す所から来たという説等、
諸説があって定かではない。
寺伝によれば、長谷寺開山徳道上人(とくどうしょうにん)が養老二年(七一八)に
病にかかり仮死状態となって一時冥土に行った。
夢うつつの間に閻魔大王から「お前は死んではならぬ。早く立ち返って
西国三十三カ所観音霊場を開基せよ。」とのお告げがあった。
その時にいただいた閻浮檀金の黄金印を修二会結願の日に、
諸仏諸菩薩をはじめ、お参りしている善男善女の額に押し当てて
「悪魔退散」「無病息災」の加持祈祷が行われたところから
この名が由来したと伝えられている。

↑ これもHPに 書いてありました
詳しくは こちらで読んでみてください
私は 最近「今昔物語」しみじみ読み返してます
その「本朝部十一巻第三十」が 徳道上人が十一面観音を造る話です
洪水で高市郡(奈良)に流れ着いた大木が 災いをなし
ある人が この木で観音を彫ろうと 当麻町まで運びます
しかしここで力尽きて死亡 大木は80年ほっておかれます
そしてまた 近隣で疫病が流行り この木は長谷川(はつせがわ)の
川辺に捨てられてしまいます
それからまた20年 徳道上人がこの大木は「霊木」であると見抜き
今の長谷寺のある所(桜井市初瀬)に持ってきたということですよ
「今昔」・・・結構おもしろいでしょ?
記紀に次ぐ愛読書になりそうです
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by tukitodoraneko | 2015-02-15 18:29 | 祭と歳事 | Comments(5)

Commented by 忍び駒 at 2015-02-16 07:56 x
月猫様
大和国の當麻寺の近くから、二上山南麓の竹内峠を越えて、河内国に抜ける道を竹内街道といいます。終点の堺で瀬戸内海に接しています。
日本で初めて、推古天皇の時代に作られた官道で、遣隋使、遣唐使もこの道を通って中国を目指しました。
竹内峠の東側、奈良県側が當麻町ですが、西光院という小さなお寺が民家の中に佇んでいます。

楠の霊木を長谷寺に運ぶ途中、この辺りの峠道に引っ掛かったため、梢を切り落としてから運んだという伝承があります。
切り落とした梢で造った仏像だという「身枌観音」(みそぎかんのん)が西光院に安置されていました。木偏に分けるとかいて「枌:そぐ」と読みます。
もとは近くの未来寺の本尊であったそうですが、江戸時代に西光院に移したのだそうです。
有難くお参りして来ました。
Commented by 忍び駒 at 2015-02-16 12:56 x
月猫様
奈良県の西南の県境には、天誅組の蜂起で有名な五條市があり、和歌山県の橋本市と接しています。
同じ川ですが、五條市までを吉野川といい、橋本市に入ると紀ノ川と呼ばれます。
五條市の、吉野川に沿ったところにある大津町の念仏寺には、「陀々堂の鬼走り」(だだどうのおにはしり)と行事がありますよ。
ちょうど一か月前の1月14日に行われる行事ですが、少なくとも室町時代まではさかのぼるそうです。
行事の名前も、内容も、「だだおし」と良く似ていますね。関係あるのかなァ。
Commented by tukitodoraneko at 2015-02-18 14:39
忍び駒さま
お返事が遅くなって申し訳ありません
三日間 通院日が重なって (昨日は 抜歯!)
歯と共に 心も折れていました・・・・
「陀々堂の鬼走り」も 結局は「追儺」から来ているみたいですね
しかし 何でも知っていらっしゃる!!
奈良も京都も 歩いていらっしゃるのですねー
このブログ 段々本体よりも コメントの方が 内容が濃く
おもしろくなっているようなのですが 気のせいでしょうか^^?
Commented by 鶴ヶ島の小人 at 2015-02-21 15:31 x
月猫様
今年のお題のお祭り。なるべく行きたいのですが日曜日とはかぎらないですものねえ。でも頑張って、と思って2月11日には豊川稲荷別院・本郷の三河稲荷・王子稲荷とハシゴしました。が、あんまり成果があがらず・・。3月3日にはうちの近くの箭弓神社で面白そうな初午行事があるのですが、これは平日。残念です。
Commented by tukitodoraneko at 2015-02-24 14:46
鶴ヶ島の小人さま
遅くなりました いろいろ用事が重なって・・・
現在の祭りは 江戸時代とはガラッと様変わりしているものもあります
明治になってから始まったものさえあるので 結構調べるの大変ですね
実地に行かれる場合は やはり切絵図持ってってみてください
役に立ちますよ^^v
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