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清盛の二度目の妻 時子=二位の尼のこと

清盛の二度目の妻 時子=二位の尼のこと_f0122653_10481159.jpg大河では 清盛に二度目の妻・時子ができました
「伏せ籠の内に こめ置きつる雀」が 逃げてしまったわけですね
あんな失礼なプロポーズ あったもんじゃないけど
この時子は 清盛亡き後も 壇ノ浦まで 平氏の一門の支えとなる気丈な女性です
清盛の二度目の妻 時子=二位の尼のこと_f0122653_10574974.jpg父親は 中流貴族の平時信 蛭子さんがやってました
異母弟が 時忠でこちらはV6の森田剛くん →
どちらの母も あまり身分の高い人ではなかったようです
清盛の妻となったのは21~2才の時と 推定されますが
当時の初婚年齢からすると 遅い気がしますね
弟・時忠と同母の滋子という妹がいるのですが
この人は 絶世の美女だったと言われています
上西門院というあの待賢門院璋子の娘に仕えて「小弁」と名乗っていました
あの「今様」好きの困った雅仁親王が後白河天皇になると
その美貌が目に とまって 大出世!
滋子の産んだ男子は 第七子にもかかわらず
高倉天皇になるんですね
そして この高倉天皇の中宮に 清盛・時子夫妻の娘・徳子(のりこ)が 上がります
妹の産んだ子のところに 娘を嫁がせたわけですから
従弟同士の結婚ってことですね
この時 時子は従二位に叙せられ 以降「二位の尼」と呼ばれます
平家物語の壇ノ浦では 徳子の産んだ自分の孫・幼い安徳天皇を抱いて
「波の下にも 都の候ぞ」と言いきかせ 入水する悲しい場面があります
その気丈さは 熊野社前で 大雨の中 奉納の舞を踊り切った妹・滋子と
共通する性格だったのでしょうね

by tukitodoraneko | 2012-03-28 11:54 | 大河ドラマ

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