茅場町 夕薬師
2011年 08月 12日
今日はちょっと寄り道して 茅場町の夕薬師によって見ましょう
にぎやかですねー 「江戸名所図会 1」からとりました
其角の「夕薬師 すずしき風の誓いかな」 という句がそえてあります
縁日は 毎月 8日と12日 「門前 1、2町の間 植木市立てり」
榎本其角は この薬師の境内に住み ここで亡くなりました
戦前までは 「其角の井戸」が残っていたそうですよ
周辺の切絵図です
□が 山王のお旅所で 薬師は同じ地にありました
ここは 6月15日の
山王祭の際 神輿がやってくる所です
薬師如来は 恵心僧都の作で 慈眼大師(天海)が 山王の
本地仏ということで
ここに納めました
地図上の□は鎧の渡しです
左手は 日本橋 繁華な土地の上 植木市が有名で たくさんの人が集まりました
夕薬師ともよばれ 夕方からの人出が多かったのですね
北を上にしたので見にくいかもしれませんが ⑭の町御組屋敷と書いてあるのは
奉行所同心たちの屋敷地・・・いわゆる八丁堀のだんな方の屋敷です
そのすぐ上の通りに「代官屋敷」と書いてあるのは見えるでしょうか?
ここはあの丸橋忠弥を召し捕った与力・原兵右衛門の屋敷で
倉が四つも並んでいたため そう呼ばれたということですよ
またこの薬師堂の門前には 傘つくりの職人が多かったといいます
植木どの やぶるまいぞと茅場町
八日まで こらえろとさす破れ傘
どれも傘屋と植木屋を詠んだ川柳です
この薬師は 眼病に効くともいわれ 紅絹(もみ)で目をおさえた
なまめかしい女性の参拝も多かったといいますよ
にぎやかですねー 「江戸名所図会 1」からとりました
其角の「夕薬師 すずしき風の誓いかな」 という句がそえてあります
縁日は 毎月 8日と12日 「門前 1、2町の間 植木市立てり」
榎本其角は この薬師の境内に住み ここで亡くなりました
戦前までは 「其角の井戸」が残っていたそうですよ
周辺の切絵図です
□が 山王のお旅所で 薬師は同じ地にありました
ここは 6月15日の
山王祭の際 神輿がやってくる所です
薬師如来は 恵心僧都の作で 慈眼大師(天海)が 山王の
本地仏ということで
ここに納めました
地図上の□は鎧の渡しです
左手は 日本橋 繁華な土地の上 植木市が有名で たくさんの人が集まりました
夕薬師ともよばれ 夕方からの人出が多かったのですね
北を上にしたので見にくいかもしれませんが ⑭の町御組屋敷と書いてあるのは
奉行所同心たちの屋敷地・・・いわゆる八丁堀のだんな方の屋敷です
そのすぐ上の通りに「代官屋敷」と書いてあるのは見えるでしょうか?
ここはあの丸橋忠弥を召し捕った与力・原兵右衛門の屋敷で
倉が四つも並んでいたため そう呼ばれたということですよ
またこの薬師堂の門前には 傘つくりの職人が多かったといいます
植木どの やぶるまいぞと茅場町
八日まで こらえろとさす破れ傘
どれも傘屋と植木屋を詠んだ川柳です
この薬師は 眼病に効くともいわれ 紅絹(もみ)で目をおさえた
なまめかしい女性の参拝も多かったといいますよ
by tukitodoraneko | 2011-08-12 12:15 | 江戸のあれこれ