縁結びは平内さまへ
2010年 02月 23日
先週の土曜日 仲間のガイドする谷中・上野ツアーが無事終わりました
女性二人でガイドした「誰も知らない浅草ツアー」も 好評だったようです
どちらも バスツアーではとても行かないレアな場所を巡ったようですよ
一部は ブログでもう紹介しましたが 残りの部分もおいおい紹介してみましょうね
実をいうと 今浅草寺の本堂は改装中
すっぽりとカバーがかかっていますが お参りはできます
表面の絵は 川端龍堂の「龍の図」を使って 山本寛斉氏がプロデュースしたものです
これもなかなか素敵じゃないですか?
いつもだと 真っ直ぐ本堂に行っちゃいますが こんな時こそ 左右に目を向けてみてください
浅草寺は 雷門と仲見世と本堂以外にも
みどころがいっぱい!なのです
たとえば 宝蔵門手前右手の② 「久米平内堂」→
ここは 江戸時代は有名な「縁結び」の神様だったのです
江戸名所図会にも載っているくらい有名で
たぶん寛文(1660年代)から あった像なんですが
この久米平内という人 諸説あってよく出自がわからないのですが 「仁王座禅」というのを修行して 自分の旧悪を悔い 自分が死んだらその像を埋めて たくさんの人に踏みつけてもらい 罪障を消滅したい・・・と願ったのですね
一説では 九州の方の浪人とも 角力とりとも
車引きだったともいいます
夫婦のお墓は ちゃんとあって 「久米」は奥さんの姓
本人は「兵藤平内」というともいいますよ
← これは「江戸名所図会」五巻に載っている絵
踏みつけて欲しいと言ったわりには ちゃんと飾られていますねー
これが 何故「縁結び」の神様になったかというと
「踏みつけて欲しい」がいつか「文(=手紙)つけて欲しい」 つまり ラブレター書くとうまくいくよ!の神様になっちゃったんですね あら 勘違い!
この「平内さま」のこと 私は岡本綺堂の
「半七捕物帳」で読みました
縁結びなら 観音様より平内さまへ・・・と言われたそうですよ
ここも流行れば「清正の井」のように 五時間待ち!になるかもなので 今のうちです
良縁を求める方 どうぞ平内さまへ!
平内は 神と仏のまぎれもの
平内が へそのあたりに文をつけ
女性二人でガイドした「誰も知らない浅草ツアー」も 好評だったようです
どちらも バスツアーではとても行かないレアな場所を巡ったようですよ
一部は ブログでもう紹介しましたが 残りの部分もおいおい紹介してみましょうね
実をいうと 今浅草寺の本堂は改装中
すっぽりとカバーがかかっていますが お参りはできます
表面の絵は 川端龍堂の「龍の図」を使って 山本寛斉氏がプロデュースしたものです
これもなかなか素敵じゃないですか?
いつもだと 真っ直ぐ本堂に行っちゃいますが こんな時こそ 左右に目を向けてみてください
浅草寺は 雷門と仲見世と本堂以外にも
みどころがいっぱい!なのです
たとえば 宝蔵門手前右手の② 「久米平内堂」→
ここは 江戸時代は有名な「縁結び」の神様だったのです
江戸名所図会にも載っているくらい有名で
たぶん寛文(1660年代)から あった像なんですが
この久米平内という人 諸説あってよく出自がわからないのですが 「仁王座禅」というのを修行して 自分の旧悪を悔い 自分が死んだらその像を埋めて たくさんの人に踏みつけてもらい 罪障を消滅したい・・・と願ったのですね
一説では 九州の方の浪人とも 角力とりとも
車引きだったともいいます
夫婦のお墓は ちゃんとあって 「久米」は奥さんの姓
本人は「兵藤平内」というともいいますよ
← これは「江戸名所図会」五巻に載っている絵
踏みつけて欲しいと言ったわりには ちゃんと飾られていますねー
これが 何故「縁結び」の神様になったかというと
「踏みつけて欲しい」がいつか「文(=手紙)つけて欲しい」 つまり ラブレター書くとうまくいくよ!の神様になっちゃったんですね あら 勘違い!
この「平内さま」のこと 私は岡本綺堂の
「半七捕物帳」で読みました
縁結びなら 観音様より平内さまへ・・・と言われたそうですよ
ここも流行れば「清正の井」のように 五時間待ち!になるかもなので 今のうちです
良縁を求める方 どうぞ平内さまへ!
平内は 神と仏のまぎれもの
平内が へそのあたりに文をつけ
by tukitodoraneko | 2010-02-23 19:50 | 江戸のあれこれ